VIVID BRASS TOKYO
Since 1995

これまでのゲスト出演者

時任 康文

時任 康文 Yasufumi Tokitou

指揮 / Conductor

武蔵野音楽大学音楽学部器楽科卒業後、東京音楽大学指揮科に於いて、指揮法を紙谷一衞、汐澤安彦、両氏に師事。在学中より二期会、日生劇場、新国立劇場、を中心にオペラの音楽スタッフ、及び合唱指揮者として活躍。小澤征爾氏、秋山和慶氏、若杉弘氏等のアシスタントを務めた。
1990年「東京の夏」音楽祭に於いて、カールマンのオペレッタ「チャールダッシュの女王」を指揮してデビュー。その後、数々のオペラ団体と共演し、「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」「コジ・ファン・トゥッテ」「魔笛」「愛の妙薬」「リゴレット」「椿姫」「運命の力」「蝶々夫人」「カルメン」「こうもり」「ヘンゼルとグレーテル」「メリー・ウイドゥ」「夕鶴」等を指揮した。オーケストラの演奏会も多く、東京交響楽団を中心に、東京フィルハーモニー、新日本フィルハーモニー、日本フィルハーモニー、新星日本交響楽団、東京シティフィル、名古屋フィル、大阪センチュリー交響楽団、等を指揮し好評を博す。
吹奏楽とも関わりが深く、東京の乗泉寺吹奏楽団の常任指揮者を8年間務め全日本吹奏楽コンクールに5年連続出場、3年連続金賞受賞した。近年では、東京佼成ウインド・オーケストラ、東京吹奏楽団、ヴィヴィッド・ブラス・トーキョウ、大阪市音楽団、シエナ・ウインド・オーケストラ、広島ウインド・オーケストラ等、プロフェッショナルな団体に度々客演指揮している。2001年度には吹奏楽コンクール課題曲参考演奏を東京佼成ウインド・オーケストラと共に録音。又、スタジオミュージシャンを中心に集めた大江戸ウインド・オーケストラでは吹奏楽の新しい可能性を追求している。
平成8年度文化庁派遣芸術家在外研修員としてイタリアに留学、イタリアオペラの巨匠ネッロ・サンティ氏に師事し、彼のアシスタントとして、メトロポリタン歌劇場、サンフランシスコ歌劇場、チューリッヒ歌劇場、イタリアのアレーナ・ディ・ヴェローナ等、に同行し研鑚を積んだ。
2001年8月にはウズベキスタン、カザフスタンに於いて團伊玖磨作曲オペラ「夕鶴」を指揮。2002年2月には新国立劇場小劇場シリーズでカール・オルフのオペラ「賢い女」を指揮し好評を博した。又、同年9月には新国立劇場中劇場でヴォーン・ウイリアムスのオペラ「恋するサー・ジョン」の日本初演を指揮した。2004年にはオッフェンバック作曲オペラ・ブーフ「天国と地獄」の原語(仏語)での日本初演を、また2005年7月にはマルシュナー作曲、オペラ「ヴァンパイア」(吸血鬼)を新国立劇場中劇場にて本邦初演を指揮した。2007年1月には新国立劇場中劇場にてG. シャルパンティエのオペラ「ルイーズ」原語本邦初演を指揮した。2010年1月にはジョルダーノのオペラ「マダム・サンジェーヌ」を新国立劇場にて本邦初演した。
現在、東京音楽大学講師、武蔵野音楽大学講師、二期会オペラ研修所講師。
第14回定期公演時における:スペシャルインタビュー動画

Tenor Hornの表記について

日本国内ではこの楽器の名称として、「テナーホーン: Tenor Horn」「アルトホルン: Alto Horn」の2通りの呼び方がありしばしば混乱を招いていますが、VBTでは英国での呼び方にならい「テナーホーン」と表記します。ちなみに「アルトホルン」は米国、日本の管楽器メーカーがそのように表記しています。