VIVID BRASS TOKYO
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VBTメンバー

悪原 至

悪原 至 Itaru Akuhara

パーカッション / Percussion

国立音楽大学卒業時に矢田部賞を受賞し、同大学院修士課程修了時には最優秀賞を受賞。ヤニス・クセナキスの打楽器作品に関する研究により、同大学大学院より博士号(音楽)を取得。

オーケストラや吹奏楽にとどまらない打楽器の魅力を引き出すべく、打楽器ソロやアンサンブル、現代音楽などのジャンルでの演奏も積極的に行っている。2021年には東京オペラシティ主催のリサイタル・シリーズ「B→C(バッハからコンテンポラリーへ)」に、2022年にはNHK-FM「リサイタル・パッシオ」に出演するなど、次世代を担うマルチ・パーカッショニストとして注目を集めている。ソロ作品を集めたCDも2作リリースしており、日経新聞や読売新聞で紹介されたほか、レコード芸術の特選盤にも選ばれた。その演奏における残響への鋭い感性や、緻密にコントロールされるリズムや音色の綾から生み出される鮮明度の高い音像、透徹した視点から作品の深部に分け入るような表現には定評があり、様々な音楽シーンで活躍している。

第23回日本クラシック音楽コンクール第一位、第16回KOBE国際音楽コンクール最優秀賞を含め、国内4つのコンクールで第1位を受賞。第11回チェジュ国際金管打楽器コンクールファイナリスト。

洗足学園音楽大学、国立音楽大学附属中学・高等学校非常勤講師。CANOPUSエンドーサー。打楽器アンサンブルグループ「フォニックス・レフレクション」メンバー。

Tenor Hornの表記について

日本国内ではこの楽器の名称として、「テナーホーン: Tenor Horn」「アルトホルン: Alto Horn」の2通りの呼び方がありしばしば混乱を招いていますが、VBTでは英国での呼び方にならい「テナーホーン」と表記します。ちなみに「アルトホルン」は米国、日本の管楽器メーカーがそのように表記しています。